個人セッションとの違い
アチューンメント(伝授)とヒーリング(施療)はまったく異なるものです。
ヒーリングセッションはその方が抱えていらっしゃる問題を、別次元の見解によって対処し、解決の方向へお手伝いすること。アチューンメント(伝授のた
めのセッション)では、こうした個人的な問題のご相談は範囲外になります。もちろん、お互い打ち解けるための世間話などはとても大切なコミュニケー
ションですので、その範疇ではありませんが。
アチューンメントでお越し頂いたときと事後のサポートは、アチューンメントをしたことによって起きる霊的浄化、好転反応の対処法、テキストの内容に対する質疑応答、実際に
使用してみて発生した疑問点に対する回答など、そのようなサポートまでが範囲になります。
アチューンメントは、その方にエネルギーをお渡しするためのセッションなのです。
また、書かれている「エネルギー」の特徴(個性)としての説明を読まれて、そこに書かれていることが「手に入る」、つまりは特定の傾向を持ったエネル
ギーの「アチューンメント」を受けることによって、そこに書かれている説明通りの事象が自分の人生に起きる」とストレートに考えていらっしゃる方があ
まりにも多いようです。残念ながら、エネルギーを扱っていく立場のヒーラーでさえそれを誤解している人が多かったりもします。
断っておきますが、そのエネルギーと繋がることが出来たからといって、そのエネルギーが必ずしも、特徴として語られているような、現世ご利益的な結果
(恩恵)を生じさせるとは限りません。
エネルギーとは、使っていくべきものであって、繋がることはできても、正しく使うことをしなければ意味がないからです。
実際、オーラやチャクラ、三つの体に様々な問題があったり、エネルギーブロックをたくさん抱えていると、かろうじてエネルギーと繋がることは出来て
も、そのエネルギーが恩恵を与えたり、有効に働くことは皆無だといってもいいでしょう。その人が抱えているエネルギーレベルでの問題が解決しないかぎ
りは、せっかく繋いだエネルギーのリンクも凍結されたままで、何年も起動されることがないまま、放置されることになってしまいます。
アチューンメント(伝授セッション)は、そのエネルギーとの繋がりを持つことで、自分自身の人生のみならず、他者にも恩恵を与えていきたい・・・すなわち、他人が抱える問
題を解決したり、何か助けを必要としている人に適切なエネルギーを分配していきたい、と考えている人、そのようにして扱っていくことの出来る人に薦め
られるセッションになります。
そうでない場合・・・ようするに、エネルギーの説明にある内容を読んで、ただそこに書かれていることが自分の人生に起こることを期待している人には、
その願望を満たすことなく、ときに期待はずれである場合も多いこと、ご理解下さいませ。
ただし、自分の人生に足りないものとして、それを補う意味として自分へのギフト、癒しとして選ばれる場合は別だと思います。
過大な期待を持ちすぎず、人生に不足しているものを呼ぶための呼び水、そのエネルギーと縁を持ち、自分のために積極的に使っていこうとする人には、無駄な投資にはならない
でしょう。